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オートロックの色々

オートロックにまつわる色々をご紹介します。

■オートロックならではの不便さ

前段では防犯効果について言及しましたが、日常生活で不便な点があります。
代表例は新聞配達です。
毎日早朝に呼びリンを鳴らされてしまうのです。
5階程度ならまだしも、30階に住む人が毎日1階の集合ポストまで新聞を取りにいくのは面倒なことでしょう。
管理組合によっては配達員に暗証番号を教えたり、一定時間オートロックを開放状態にしておくなど工夫をこらすマンションもありますが、それはそれで不安要素を残すことにもなります。

続いて部屋番号の押し間違いも迷惑な例です。
オートロックを逆に利用して101号室・102号室・・・と順番にエントランス先からインターホン越しに訪問販売している営業マンもいるようです。
週末で管理員が不在なのを見越しての「営業戦略」だと思いますが、あまりの迫力に圧倒されてしまいますね。

また、暗証番号を押すにしても、鍵を差し込むにしても両手に荷物を持っている時イライラした経験もあるのでは?

さらに子供や障害者には利用しずらいという指摘もあります。
自動で閉まりますのでドアにはさまれた時のケガを心配する声もあります。

■オートロックの進化系

現在秋葉原で建設中の高層マンションTOKYO TIMES TOWERでは「携帯電話利用入館システム」を採用しています。
あらかじめ来訪する人の携帯電話に案内メールを送信し、来客はメールに示されたアドレスにより2次元バーコードを取得します。
それを来訪者がオートロックセンサーにかざして入館するシステムで、アポイントなしでの「呼ばれざる客」をシャットアウトすることが可能となります。

また、三菱地所では各フロアごとに集合ポストを設置するプランを提唱しています。
新聞配達員や郵便局員は仕事がふえることとなりますが、居住者は1階まで取りに降りる必要がなくなります。
防犯面については各階エレベーターホールと各階廊下との間にオートロックを設置することでセキュリティも確保するプランです。

ひと昔前までは「オートロック付き」といえば高級マンションの代名詞でしたが、床暖房やブロードバンド回線がそうなりつつあるように、現在は当たり前の設備となりました。
今まさにオートロックは新たな転換期を迎えています。